カルトナージュ
カルトナージュ はやってますね。 刺繍をほどこした箱というのは昔から作られて
いますがその代表的なものには、北欧の伝統工芸 エスカ というのがあります。
これは製本用クロスで貼った箱のふたなどに小窓をあけてそこに刺繍した、生地を
はめ込んだ箱です。 カルトナージュはフランスの工芸ですから、エスカとはまた
ちょっと作り方がちがいます。 日本刺繍の箱というとたいてい塗りをほどこした
木箱のふたなどに刺繍をはめ込む形が多いのですが、私は紙箱に布を貼った箱
が好きです。できれば総刺繍の箱というのを目指しているのですが、箱作りの
技術をもう少し磨いてからでないと刺繍が台無しになりそうです。
刺繍の箱に応用できそうだと思い習いにいき
ました。中島 淳子先生の講座で左の写真
4作品を作ったのですが、その名の通りぷっくり
させるのがなかなか難しかったです。
まだカルトナージュの基本がよくわかっていないのでもう少し修行したいと
思います。 箱つながりでもうひとつ 韓国には韓紙工芸というものが
ありますが、これは紙箱の上に切り絵の装飾をほどこしたものです。
昨年の秋にこの韓紙工芸の工房にいきました。作品は箱だけではなく
大きいものは箪笥まであります。 仁寺洞あたりのおみやげもの程度の
ものしか見たことがなかったので感動しました。その時の工房の先生
ではありませんが、韓紙工芸の作家さんのサイトです。 素敵です
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コメント
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やばいです。
ahbonさんと、行きたい方向が似ている(笑)
ぷっくり小箱って学芸大の近所のお店ですよね〜
私も時間が出来たら行こうと、お気に入りには入っているんですが
先にエスカの講座に入会待ち中。コチラはいつになるか全然先がよめません。
そんな事より刺繍しなさい って、先生の声が聞こえそうです。
投稿: あおもり | 2008年5月10日 (土) 13時11分
エスカもいいですよね。 早く入会できるといいですね。
ぷっくり布箱の中島先生はカルトナージュの専門家ではないので
基本的なことはカルトナージュやエスカの先生に習った方がいいかもしれません。エスカで使う製本用クロスの色見本帖をもっているのですが、きれいな色があって妄想がふくらみます。 普通の布より扱いが楽ですしね。 エスカはあおもりさんにまかせますので覚えた技をいずれ教えあいましょう。
お互い刺繍を忘れない程度に
投稿: ahbon | 2008年5月10日 (土) 22時48分
ぷっくりしてて、スリスリしたくなるかわいい小箱ですね!
韓紙工芸、初めて知りました。素敵ですね。
世界には、まだ知らない愛しいものが、たくさんたくさんありそうですね
投稿: ノブ | 2008年5月12日 (月) 23時01分
韓紙工芸すてきでしょ。 この工芸は主に切り絵の装飾が腕のみせどころで箱の方はほとんどキットになっていて初心者でも取り組みやすい
ものです。 これも日本人女性で習っている人がけっこういるみたいで
そのうち日本でも教える人がでてくるのではないかとおもいます。
投稿: ahbon | 2008年5月13日 (火) 23時20分