日本ナンダコリャこれくしょん 今度は俳句だ!
俳句にはまったく縁がなかったのですが、リンクしている
道草日記の ノブさんの影響か 最近ちょっと俳句にアンテナを
張っていたところに NHKのハイビジョン特集で このタイトル
です。 録画するのを忘れて、途中から見始めたのですが、おもしろくて
引き込まれました。
司会はいとうせいこう お目付け役に俳句界の重鎮 金子 兜太
十人の選者が古今の迷作 ナンダコリャ俳句を 2句づつ選び
プレゼンテーションをして優劣を競うという趣向です。
選ばれた俳句のナンダコリャ度は想像以上で こんなに自由でいいの?
と目からウロコでした。
例えば 重鎮 金子兜太先生の句
粉やが哭く山を駈けおりてきた俺に
これ横書きだと感じがでないけど、それに録画しなかったので一字一句そのとおり
かどうか自信がありませんのでまちがっていたらごめんなさい。知っている方
は是非訂正のコメントください。
結局 優勝した句は
露人ワシコフ叫びて石榴打ち落とす
戦争が廊下の奥に立ってゐた
の2句でした。 これ最初聞いたら???????ですよね。
これ両方とも有名な俳人の句です。 選者の人たちの解釈というか推薦の
弁を聞いているとだんだんとひきこまれていきます。
私が好きな句は
渡辺のジュースの素です雲の峰
フフフ 歳がばれますね。 永久にうしなわれた夏休みです。
俳句よりも 素敵だったのが 金子兜太先生です。
89歳のご高齢ですが、まったく錆びていない方です。
ですから他の出演者や司会のいとうせいこうさんも俳句の先達として
の敬意は払っていますが、まったくお年寄りと言う意識なく接しています。
テレビカメラを前にしてもだれよりも自由に自然に発言していてすっかり
ファンになりました。
もっとこの方のことを知りたくなって検索してみたところ この方の名前と
フンドシがワンセットで出てくるのが笑えます。
NHKの ようこそ先輩 と言う番組の冒頭で フンドシ姿で 太鼓腹を
乾布摩擦していたのが そうとう衝撃映像だったようです。
俳句って奥の深い言葉遊びの世界だな~ 面白いです
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コメント
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こんにちは。
祖父が朝日俳壇に投稿するのを日課としていたので、金子兜太先生の名前は知っていましたが、お人柄とかご自身の俳句は全く知りません。
名前の読み方すら。。。
見たかったなー。再放送探そうかなぁ。
え?ハイビジョン・・・?
これを機にahbonさんもいかがですか?
くすっと笑える俳句、いいですよね♪
こんなにお金のかからない遊びは他にないと思います
投稿: ノブ | 2008年9月21日 (日) 11時17分
ノブ様
そうなんです。 こんなに自由でいいなら私も一句ひねり出してみようかなどと思ったんですが、これが何も浮かびません。
目の前のできごとをドキュメンタリーか実況のように詠むことはできそう
ですが、永久に公開はできそうもないです。
あらためて ノブさんすごいな と思った次第です。
投稿: ahbon | 2008年9月24日 (水) 18時47分