刺青奇偶~いれずみちょうはん~
久しぶりのシネマ歌舞伎 です。 刺青奇偶は夫婦愛の物語です。
作者の長谷川伸 という人は若い方はなじみがないと思いますが、
~股旅もの~というジャンルの創始者で 大衆文芸という日本人の
心情にダイレクトに訴えかけるエンタテインメントを確立した人でも
あります。 「瞼の母」や「一本刀土俵入り」など 歌舞伎よりも新派や
新国劇または大衆演劇など多くの舞台で繰り返し演じられています。
その回数はミュージカルのロングランなど比べ物にならないほどの回数
です。 ある年齢以上の人でないと股旅ものなどといってもピンと来ない
でしょう。 ビートルズ世代である私の年代でも関心のある人は少ないと
思います。 昔 日本人なら誰もが常識として知っていたストーリーや登場人物
例えば源氏物語であるとか忠臣蔵とかは若い世代にとっては宮崎アニメの
ストーリーや登場人物などに代わっていくんでしょうね。
話しは脱線してしまいましたが、 まだ上映していますので是非ごらんください。
素直に泣ける物語ですよ。 またリンクがうまくできないので シネマ歌舞伎 または
刺青奇偶で検索してください。
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コメント
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ahbonさん、豪華な顔ぶれですね。
新春歌舞伎で仁左衛門さんを観てきましたが、その中で話をしながら着物を着て帯を結ぶ(貝の口)というシーンがあり、その素早いこととちゃんと着てらっしゃる(当り前か)のにビックリしました。
勘三郎さんは今やノリノリだし、お年を召したとはいえ相変わらず玉様は美しいし、これいいですねえ。
投稿: kaoru | 2009年4月 9日 (木) 09時58分
全国展ではおつかれさまでした。
バック、拝見しましたよ。
仕立てもご自分でするんですか?。
私は7月にきものの進級試験があるので
ビーズは検討中です。
試験はとても難しいのです。一人じゃ無理で
仲間と協力して訓練しなければ。
投稿: ねこ年 | 2009年4月 9日 (木) 12時55分
kaoru様
仁左衛門さんは最後にちょっと出てくるだけなんですが、
超かっこいいの。 勘三郎さんの役は親不孝ものの博徒の
役で 着物を脱ぐと残念ながら体もしまりがないんだけど
お仲(玉三郎)が惚れてしまう心情が納得できるんです。
一幕目のすっかり生きているのがいやになったお仲を玉三郎
が時にユーモラスに演じていてこの方がこういうちょっと蓮っ葉
な役をやるといいんだわ~
ねこ年様
バッグのお仕立ては自分ではできません。プロにお願いするんです。
着物の進級試験がんばってね。
私は十数年続けた着付けのお教室を最近やめました。
投稿: ahbon | 2009年4月 9日 (木) 20時50分
私も着付のお教室はいつも、もうやめよう。もうやめよう。
っとずっと思っていました。
でも、このたび進級の講座を受けたら
もっとがんばりたい。と思いました。
今までと違って先生はとても厳しい。
親切になんか教えてくれない。ビシビシ怒られる。
だから事前にお仲間うちで訓練しなければならないのです。
強い連帯感が生まれています。
投稿: ねこ年 | 2009年4月10日 (金) 12時38分
こんにちは!
先日はお食事会、楽しかったです。
歌舞伎は観てみたいと思いながら未だデビューならず・・・
シネマ歌舞伎なら初心者でもわかりやすいかな?
ブログ、リンクさせてくださいね。(私のほうはしなくてよいので。。)
投稿: fuka | 2009年4月15日 (水) 15時41分
先日はこちらこそ楽しかったですよ~
シネマ歌舞伎おすすめです。
私は宝塚デビューしたいです。
ブログのリンクありがとうございます。
ゴールデンウィーク後にホームペーが出来上がる
予定です。
投稿: ahbon | 2009年4月17日 (金) 02時12分