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2010年7月19日 (月)

クバヤ刺繍

前からあこがれていたプラナカンの衣装 クバヤのミシン刺繍の実演が

あると聞いて、梅雨明けの猛暑の中 神楽坂までいってきました。

Img_1924 実演をなさるのはペナンのクバヤテーラー

キムファッションのコイド・ブンエン

さん。 キムファッションはマレーシアの

人間国宝 リム・スウィーキムさんのお店

です。

クバヤ刺繍はミシン刺繍なのですが

ミシンを使った手刺繍といえるたいへんに

手のこんだものです。  使うミシンは

日本製の古い足踏みミシンです。

私もちょっと試し縫いさせてもらいましたが

押さえ金なしで縫うフリーハンドのステッチでむずかしいったら。

びっくりしたのは何も無い空間に糸を渡してそこをさらにジグザグに糸をかけて

レース模様を作っていくところです。 

Img_1925 ピンボケでわかりにくいと思いますが

こんな風に枠にはめて小刻みに枠を

動かしながら自在に模様を作り出していきます。

手の込んだものになると150時間もかかる

そうです。  今は織ることのできない

アンティークの生地に緻密な刺繍のほどこさ

れたクバヤがこれです。

Img_1926

写真がへたでほんとにごめんなさい。 実物はほれぼれします。

Img_1922 クバヤの下にはサロンというバティックの

巻きスカートをはいて 足元はビーズの

サンダル。 そしてボタンのかわりに

三連の華やかなブローチでクバヤの

前を留めます。 もうそれはそれは

こってりと華やかで女らしいファッション

なんです。 会場には 「マレー半島 美しきプラナカンの世界」の著者

イワサキ チエ さんもいらして、ジーンズの上に明るい紺色のクバヤが

映えてほんとに素敵でした。  この催しは神楽坂の香舗 椿屋さんで 

7月31日までです。 (刺繍の実演は 21日と22日 2時~5時)

興味のある方は是非行ってみてください。  試着もできますよ。

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コメント

あれ?
コメントいれたはずが、、、?
送信ボタン押してなかったのかな、、、(^^ゞ

きぬえ様
どうもそのようです
よろしかったらもう一度ポチッと、、、

日本製の古い足踏みミシンで、、
押さえ金なしで縫うフリーハンドのステッチ???

どんなテクなんでしょう、、、
一日見ていても飽きないかも、、、
150時間見ていても、、、ヽ(^o^)丿

きぬえ様
日本製の古いミシンがこんなところで現役で活躍して
ることにちょっと感激。
この技術ってそうとう熟練しないとむずかしそうですね。
私は足踏みに慣れてないので試し縫い開始数秒で
糸が切れてしまいました。

質問なんですが、、、糸ばかりか、、、
針がバキバキ折れそうな気がします、、、!

きぬえ様
そうなんです。 私も糸ならいいけど針を折ってはと
早々に撤退しました。 電動のジグザグミシンでは
だめですが、直線縫い専門の電動ミシンだったらできる
らしいです。  10月くらいにはクバヤ刺繍のお教室を
開講するらしく、習いたい気持ちを抑えられるのか私

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