韓国刺繍

ソウル ノリゲの旅 参

さて 二泊三日のソウルで食べた夕食です。

一日目はサムギョプサル。

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いろんなものをお肉といっしょにサニーレタスやえごまの葉などで包んで食べ

ますが、きなこをつけると肉の脂っぽさが消えておいしいです。

お肉といっしょにキムチも焼いて食べます。 今回はお店によって違う

キムチの味が少しわかったような気がします。

二日目は ダックハンマリ 鶏の水炊きです。

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鍋の中には鶏一羽分をぶつ切りにしたものとじゃがいもやトック 長ネギ なつめ

高麗人参などが入っています。 たれは酢醤油をベースにからしや唐辛子味噌

生ニラなどを好みで入れます。 お店の人に頼めば作ってくれますよ。

このお店のキムチが私は一番好みです。 色白ですがしっかり発酵していて

さっぱりした味です。 これなら毎日でも食べられるな~

しめには半生のカルグクス(細めのうどん)をそのまま入れます。

このあたりは何軒かダックハンマリ屋さんがあつまっている横丁で路地の

反対側には焼き魚定食屋さんがならんでいます。店先でサンマやサバ

イシモチなどを焼いていて 日本人にはお馴染みの煙たい臭いが立ち込めて

いました。 今度は焼き魚もたべてみようっと。

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ソウル ノリゲの旅 弐

韓国刺繍の玉川亜紀先生はもともとはお料理の先生なので先生の連れて

行ってくださる食べ物屋さんはおいしいところばかり。 しかも日本では考え

られないお値段です。

まずは ランチ編 一日目Img_1432_2 Img_1431_2 

同楽は釜飯屋さん 左があわびの釜飯 右がマツタケです。

他には牡蠣とムール貝の釜飯があって 全部同じお値段で22000Wです。

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ここは韓国、もちろん盛りだくさんなおかずがついてきます。 これがまた上品な

味付けでおいしいこと。 デザートは熟柿です。 日本の雑誌の取材が入って

いましたのでそのうち日本人観光客でいっぱいになりそうです。

二日目のお昼はちょっと時間もなかったので廣蔵市場の屋台で大好きな

B級グルメ。  まずは緑豆のお好み焼き ピンデトック。

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水でふやかして皮をとりのぞいた緑豆を生で石臼でひいたものに野菜を

たっぷりいれて多めのあぶらで揚げ焼きします。 酢醤油に生のたまねぎを

さっとつけたものをつけていただきます。 笑顔が素敵なお店のおばちゃん。

この方に限らず韓国のアジュンマはみんなお肌がツヤツヤしています。

さらにお店を移して食べ続ける私たち。

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前から食べてみたかったスンデ。 屋台の定番海苔巻き、豚足。

あぁ お腹いっぱい。 残った料理はちゃんと包んでくれます。

最終日はキムチチゲ

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キムチの酸味が充分に染み出した辛めのチゲのおいしいこと。

おかずもたくさんついてきて 二人前で9000Wの安さ。

これだからまたソウルに行きたくなっちゃうdelicious

明日はディナー編です。

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ソウル ノリゲの旅 壱

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やっと仕上たノリゲを持ってソウルにメドゥップという房を付けに行ってきました。

韓国刺繍の玉川先生に連れて行っていただき、若い作家さんのソヨンさんと

年配の作家さんパクさんのお二人にお目にかかっていろいろと勉強させて

いただきました。

特にソヨンさんの作品には心打たれました。 ソヨンさんはお若いのに脇目も

ふらずこの道に精進していることが伝わってきます。

私、正直に言ってメドゥップというものをもっと簡単に考えていたんです。 

急に自分の作ったノリゲがつたなく思えてきました。 いいノリゲというものが

どういうものなのか少しづつわかってくるとともになんだか腰がひけてくる私。

玉川先生が勉強のため 民俗博物館と故宮博物館に古いノリゲを見に連れて

行ってくださいました。

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パク先生のところでは実際に房を置いて色合わせもしてみたのですが 

なかなかこれはという決断ができないままに帰国の日を迎えてしまいました。

最終日に南大門市場の宝飾品を扱う店のあつまっているところに房を

扱うお店があったので、そこでも房の色合わせをしてみます。

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もうここでお願いすることにしました。 玉川先生は仕上がりに不安を感じて

いらっしゃるようでしたが、今回は初めて作ったノリゲなのでこのくらいが

分相応と思いました。 これからもう少し勉強して次回は作家さんにお願い

できるような作品を作りたいと思います。

ノリゲができあがりましたら、また画像をアップしたいと思います。

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ノリゲ

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できあがるまでほんとに時間のかかったノリゲの刺繍がやっとできあがりました。

左上にあるのは立体化しつつあるノリゲです。 これがむずかしい。

押し絵とかカルトナージュとかそういう分野です。 

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刺繍が終わったら普通に仕上げをしたあと台から降ろす前に裏に和紙を

貼ります。 私はここは手抜きをしてアイロン接着芯を貼りました。

これを切り取って厚紙に貼り付けて表裏を合わせて中に綿をつめてかがる

とできあがりですが。 言葉にすると簡単なのですが、刺繍とは勝手がちがい

苦戦しています。 綿もこれでもかというくらいつめなくてはならず、しかも

真ん中に細いストローを入れて紐を通す穴をつくらなくてはいけません。

かなり腕力というか指力が必要です。

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ノリゲ本体ができあがったら韓国に送ってこんな風に結び紐をつけてもらって

できあがりです。 この紐結びをメドゥプというのですが、私がもたもたしている

うちにどんどん値段が上がって今や当初の三倍くらいになってしまっています。

韓国で伝統工芸の価値が見直されていくのはいいことだとはおもうんですが、

三倍はいくらなんでも納得がいきませんね。  なのでノリゲ以外の使い方を

しようかとも思案中です。 

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チンジュモニ

 韓国刺繍の新しい課題「チンジュモニ」の制作にとりかかりました。

チンジュモニは真珠で飾られたチュモニのことです。

韓国刺繍をはじめたころからこれは是非やってみたかったものです。

チュモニというのは韓国の伝統的な巾着袋のことで大変古くから

さまざまな用途に使われてきたものです。 韓服にはポケットというもの

がないので生活必需品としてまた装飾品として発達してきたものです。

古いチュモニの画像をお見せしたいのですが、ネットの中でうまく

探せず、本などの画像は著作権があるしdespairどんなものか知りたい方は

検索してください。 現在作られているものはみられると思います。

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真珠モニは本来は赤い絹地に金糸の駒取りで刺繍をした後に真珠を

ところどころにとめつけて 口を紐できゅっとしばって房やメドゥップと

呼ばれる組み紐などでかざります。 赤い絹地ではちょっとはでなので

深いグリーンの生地に薄色の金糸とサビ金という少し黒っぽい金糸で

刺してみることにしました。 金糸の駒取りといっても韓国では駒を

使わずに金糸をとめつけたりするようで、それは私にはかえって

むずかしいので今回は全面的に日本刺繍のやり方でやってみるつもりです。

真珠はパールビーズでもよいのですが、淡水のバロックパールを使う

つもりです。古い真珠モニもふぞろいのパールを使っていてそれが素敵

だったので。 

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ソウルに行ってきましたⅢ

Img_0286 韓国 人間国宝の刺繍匠 韓 尚洙

(ハン サンス)さんの博物館です。

メドゥプ博物館の道をどんどん上っていくと

左手にあります。

残念ながら中は撮影禁止でした。

部屋の中に入るとハンサンスさんの資料映像

のビデオを見せてくれます。このビデオは一度

麻布の韓国文化院の映像ライブラリーで見たこと

があって借りてダビングしようと思ったのですが、個人には貸し出ししないと

断られてしまったものでした。 ダメでもともとと思ってこのビデオが欲しいと

博物館の若い女性に頼んでみました。 英語も韓国語もできない私がどうやって

意思を伝えたかというと、たまたまそこに日本人の男性と韓国人の女性の若い

カップルがやって来て、どうやらその女性は韓国刺繍をやっていた人でしかも

日本語ペラペラなのでした。 ずうずうしい日本のおばさんは彼女に通訳を

してもらったところ これは博物館の資料映像なので売り物としては用意が

ないけれどちょっと相談してみると言ってもらえたので連絡先を書いて

置いてきました。このビデオは韓国刺繍について知るには最適の教材です。

博物館の収蔵の作品はハン サンスさんの作品だけではなく時代も様式も

さまざまな刺繍があって、韓国刺繍の奥深さを感じられます。非常に緻密な

繍仏があると思えば、素朴な民繍もあるという感じです。 日本刺繍も一口

には語れないように、韓国刺繍の世界も多様な広がりを持っているようです。

帰国する日にちょっと時間があまったので、そういえばホテルの地下の

アーケードに行っていなかったのを思い出して、ふらふらしていたら、

Img_0296 こんなディスプレイを見つけてしまいました。

これは韓国の枕「ベゲ」をあつめたものです。

それにしてもたくさんの枕です。 このベゲの

両サイドの刺繍の部分をベゲモといいます。

このベゲモには様々な願いのこもった

おめでたい文字や絵柄が刺繍されています。

四角いまくらは男性用、丸いものは女性用だと

聞きましたが、これは確かめていないのでもしか

すると違うかもしれません。刺繍の部分を拡大

した写真がこちらです。色鮮やかですよね。  旅行をしていると博物館での

Img_0301_2 出会いや帰国直前に出会ったこの枕たちのように

思いがけない素敵な出会いがあって

嬉しい限りです。そんな時は「私ってなんて

ラッキーなのshine」と思いっきり考えることにして

います。 そうすると少しくらいの旅の失敗や不愉快は吹き飛びますよ。

なんといっても無事に帰宅できたことが一番のラッキーですがgood

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韓国刺繍と日本刺繍 技法編

Img_0069_2 これは はじめて 手がけた韓国刺繍です。

コルムという指貫のための 図案です。

指貫にはしないで 縫い見本として 額装する

ことにして 周りをポジャギの技法で囲んであります。

さて、韓国刺繍と日本刺繍の技法の違いは

ほとんどないと言っていいかとおもいます。基本的にはいっしょです。

これは自分で刺繍してみての実感と 韓国刺繍のビデオを2本見ての感想です。

韓国刺繍が実際どのように縫われているかについては 韓国文化院の

映像ライブラリーにビデオがありますのでその場で見ることができます。(貸し出し

は個人にはしてくれないです。)

もちろん 相違点はいくつかあるのですが、その中でも私が感じた、一番の違いは

韓国刺繍は長く糸を渡さないということです。 日本刺繍はヌキ(横糸) の方向に

長い時は20センチ以上も糸を渡す ぬき地引きという技法で広い面を埋めますが

韓国刺繍はほとんど長く糸を渡すということはしないようです。 ではどのようにして

広い面をうめるかというと 刺し縫い または チャリッスー という 畳の目のように

見える 日本刺繍にはない技法をつかいます。

チャリッスーについては 玉川 亜紀 先生 のホームページの韓国刺繍の技法

のページ http://myseoul.hp.infoseek.co.jp/shoulder/sishu.htm でみてください。

上の写真のコルムも上の段の四つはこの技法で刺してあります。

チャリッスーはたいへんよく使われる技法でほとんどこの技法だけでさしてあるものも

よくあります。 日本刺繍の台張りをする時は布目が曲がらないように気をつかい

ますが、 韓国刺繍は生地によっては 布目がほとんど見えない場合もあって

あまり気をつかわなくても問題ありません。 また 日本刺繍にはぬき地引きで

埋めた上に様々な模様をさらに刺繍するという上掛け模様という技法があって

それが特徴でもあり醍醐味でもあるのですが、韓国刺繍では 上掛け模様は

ほとんどないといってもいいです。  少しあることはあるのですが、フリーハンド

で刺せるようなシンプルな模様です。

さて いま現在日本で韓国刺繍を習うとすれば、ポジャギの先生にならうしか

ありません。 私の知る限りでは刺繍のみを教えてくださる先生はいないと思います。

どんな糸や生地 道具で実際 刺繍しているのかについては、 またあらためて

ご紹介したいとおもいます。

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韓国刺繍と日本刺繍

Img_0182 この ぺンケースは前回ソウルに行ったとき

に買ってきました。 どうぞ大きな画像で見て

ください。 ていねいに作られていて好感が持て

ます。 細い辛よりの糸で刺し縫いされています。

 色合いは好き嫌いがあると思いますが、私はこういうはなやかな色は好きです。

値段は忘れてしまいましたが、普段に使ってもおしくないくらいの値段だったと

おもいます。 今ソウルの仁寺洞あたりで刺繍の小物を買うとしたら このくらいの

質のものまでなら、普通に手に入ります。 ただ韓国の方が刺繍しているかどうか

はわかりません。 北朝鮮やベトナムなどでさしているかも。 でもいいものであれば

どの国で作られていてもかまわないですよね。

さて 今日は私が感じた、韓国刺繍と日本刺繍の違いを少しお話ししたいと思います。

 日本刺繍というのは男性の職人さんを中心発達してきたものです、一方韓国刺繍

の担い手はほとんどが女性です。 また日本では主に服飾の装飾に用いられて

インテリアとしての刺繍はほとんどみられません。 ところが韓国や中国では 

室内装飾や鑑賞用の刺繍にいたるまで多様です。 また 日本のように友禅

のような模様を染める技術が発達しなかったことで、かえって単色どうしの

大胆な色の組み合わせの韓国的色彩感が生み出されたような気がします。

 韓国刺繍には二つの大きな流れがあって、1つは宮廷刺繍 もう1つは民繍です。

日本では家庭の中や女学校などで刺繍を習うということはあっても民繍と呼べるほどの

広がりはない反面、 職人仕事としての日本刺繍は高度に洗練されてきたと思います。

なんかこんなに短く語ってしまっていいのかな。 そんなにまちがってはいないと思うの

ですが。 私は学者ではないので、興味のある方は自分で勉強してね。

 技法的なことはまたまとめてお話します。

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韓国刺繍

 韓国刺繍を習ってみたい そう思い始めたのは、いつごろだったのか

もう思い出せない。 でもその時には日本でポジャギを教えてくれる先生

はいても刺繍だけを教えてくれる方はみつからなかった。 韓国までは

通えないし 行ったとしても言葉もわからず コネもない。

何年かモンモンとしていたところ 韓流がやってきた。 そのおかげかどうかは

わからないけれど、先生をみつけることができた。ソウル在住の日本女性

玉川 亜紀 先生。 ポジャギの第一人者 金 賢姫 先生のお弟子さん。 

大阪で刺繍の講座を開いていらした。その時には、新幹線で通うつもりだったが

メールを交換するうちに 先生が新宿産経学園のポジャギ講座に加えて

刺繍の講座も開く運びになった。 日本刺繍をやっているのに なぜ韓国刺繍

をと聞かれることがある、確かに日本刺繍の技術があれば、韓国刺繍で困る

ことはなにもない。 でも 韓国刺繍に使われる モチーフ 思いがけない色合い

に惹かれてしまう。 そもそも どうして 韓国刺繍をはじめたいと思ったのかと

いうと「韓国の古刺繍」という本との出会いがあったからだ。

Img_0181 この本とは 日本民藝館のミュージアムショップ

で出会った。  しかしすでに絶版で非売品shock

でもアマゾンにあったscissors しかし値段がmoneybagsweat01

結局買った。  しばらく毎日ながめていた。

そこには 私の大好きな世界が新鮮な色使いで

ひろがっていた。 監修の 許 東華 さんは

韓国刺繍のコレクターとして有名な方で

ソウルで刺繍博物館を開いている。

昨年もそごう美術館でコレクションの展示と講演があって

来日なさった。 

こうしてわたしの 韓国刺繍の日々が始まった。    ~続く~   

玉川 亜紀 先生 ホームページ my soul seoul kannkoku  

http://myseoul.web.infoseek.co.jp/index.html

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